先日に続きうれしいニュースです。
6月20日午前5時ごろ、早朝パトロール中のメンバーが、市立総合体育館近くの波打ち際から約80メートル付近の砂浜で、
産卵を終えて砂で卵を埋めているウミガメの姿を発見!体長は約80センチで、足跡の大きさから19日に上陸したウミガメより大きい個体であることが想像できます。波打ち際から70メートルほどの場所にも穴を掘った形跡があったことから、砂利が硬かったため10メートルほど陸側へ移動して産卵したようです。
産卵でお疲れなのか、ウミガメは時折大きく息を吐き、休憩しながら前足と後ろ足で力強く砂をかけて懸命に卵を埋めていました。
そして6時30分ごろ、ウミガメはゆっくりと海に帰っていきました。よく頑張ったね!
卵の数は90個。砂浜から保護して、ふ化場へ移しました。順調にいけば、約2ヶ月後にはふ化する予定。
今年も子どもたちを招待して、みんなでウミガメ見学放流会を開催できればいいなぁ。イベントを通して、命の大切さや自然環境の大切さを共有していきたいと思っています。
シーズンオフまで、まだまだ早朝パトロールは続きます。


