絶滅危惧種アカウミガメの産卵地として知られる新宮市の王子ヶ浜で、今年も「紀伊半島の海亀を守る会」による早朝パトロールが始まりました。初日には会員18にんが参加し、早朝5時から河口〜御手洗付近にかけての3キロほどの範囲で、上陸や産卵の形跡がないかを確認しました。昨年は、2頭が上陸し、そのうち1頭が122個の卵を産卵。66匹の元気な赤ちゃんウミガメが誕生しました。今年も引き続き、多くのウミガメが上陸・産卵してくれることを願うばかりです。秋には地域のお子さんたちと一緒に、子ガメの放流会ができればいいなぁ。

堤防からも見守ります
たくさんのウミガメが上陸してくれたらいいなぁ
初日は18人の会員でパトロールを実施しました