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ウミガメの保護活動
私たちとウミガメのヒストリー
絶滅危惧種のアカウミガメが訪れる世界でも数少ないエリアである紀伊半島南部。和歌山県と三重県の県境に位置する、和歌山県新宮市の王子ヶ浜も全国有数のアカウミガメの産卵場所として知られています。
アカウミガメの保護活動は1975年に地域住民によって始まりました。後に賛同者が増え89年には「新宮市 海ガメを保護する会」が発足され、長年にわたり活動していましたが会員の高齢化によって存続危機となりました。
そして2008年に、その活動を引き継ぐ形で、王子ヶ浜を中心とした熊野灘一帯の自然環境保護、災害防止基盤整備、教育文化の向上を進めようと地区住民有志らによって「新宮市 王子ヶ浜を守る会」が設立し活動を続けてきました。現在は、海亀の保護活動の部分を「紀伊半島の海亀を守る会」が引き継ぎ、活動を続けています。
私たちは、ウミガメを環境保全の象徴とし、この美しい地球を子々孫々に残していくために、全力で環境保全活動の活性化に努めていきたいと考えています。